こんにちは、ゆる駐在妻のえみりっちです。
今回の記事では、転職活動についての体験記を書き綴りたいと思います。
えみりっちの前職は、土日出勤当たり前の超絶ブラック企業で、
そのような環境下、在職中に転職活動をおこなったため、かなりハードなスケジュールでした。
そんななかでも、私が①転職活動を楽しめた理由や、経験から学んだ②前向きに取り組むためのコツなどを、皆さんと情報共有していければと思います!
【転職活動を楽しむマインド】と称して、さっそく執筆していきます!
皆さんも、楽しみながらキャリアアップしちゃいましょう!
■転職活動を楽しむマインド8つ
1.転職サイトは、もはや無料マッチングアプリ
いろいろ気になるひとはいるけど、会ってみないとわかんない
いろいろ気になる会社はあるけど、面接うけてみないとわかんない
あれ・・これはマッチングアプリ?
そうです。転職サイトはネガティブなものではなく、
様々な会社と出会うことができる、無料マッチングアプリのようなもの。
めくるめく出会いがある、とてもワクワクする存在なのです。
“転職サイト”と聞くだけで億劫になってしまうひとも多いみたいですが、
本来転職サイトは、足切りにあうような会社にエントリーしまくって落ち込むツールではなく、自分にマッチしたレベル感の企業群から最適な一社を選べる楽しいツールです。
マッチングサイトでも同じことが言えます。
絶対に需要がない層にアプローチしても労力の無駄ですよね。中にはモテモテで、誰とでもマッチして食事までたどりつける人もいますが、そんなのは一握りで、絶対的な強者だけです。
大切なことは、打倒な線を読み間違えないこと
そして、もう1つのポイントは、書類通過のたびに自分自身を褒めてあげることです!
書類通過し面接まで行ったということは、
『条件的にはコストを掛けてまで会ってみたい人物である』と評価をゲットしているということ。
マッチングアプリに置き換えると、会ってみようかな・・という人物って、なかなか居なくないですか?
転職活動をしていると流れ作業のようになり、初心を忘れがちです。
まずは、書類通過の事実に対して、きちんと自分自身を褒めてあげてください。今までの仕事への取組みや、コツコツ頑張ってきた勉強が、面接官に「合ってみたい」と思わせたのですから。
そして、忙しいなか時間をつくってもらい有難いな・・という感謝の気持ちも忘れてはいけません。
こういった“心の柔らかさ”が、転職活動に余裕を生みます。
ワクワクドキドキ、いろいろな会社との出会いを存分に楽しみましょう・・!
しっかりと職務経歴書で有能さをアピールできたのなら、キャリアに加えて文才もイケているということです!書くのが苦手なひとは、しっかりと仲人さん(エージェント)に添削してもらいましょう。
2.内定もらえなくて当たり前
受かる前提で考えないことも大切です。
たとえ自身が優秀で魅力的な人物であっても、うえを見ればキリがないですし、自分より高得点をとりそうな人物が、同じ会社にエントリーしてきたとしても、それはコントロールできないことです。
逆に、自分より条件面では劣っている候補者であっても、人物として会社と相性がよく、なぜか採用されることだってあります。
こうしたように、射程範囲内の会社であっても、タイミングや縁によって左右されるのが転職活動です。(誰かの一声で採用するひとが変わったりすることだってあります。)
よって出来ることは、
私達にコントロール可能範囲に関しては、しかるべき準備をし、最善をつくすことのみです!
ちなみにマイナビエージェント調べによると、
転職活動における各フローの通過率は以下のようなパーセンテージとなっています。
このチャートに乗せると、内定率は4.5%
ただでさえ受からなくて当然の転職活動に一喜一憂する必要はなく、
すべては落ち着くところに落ち着くというマインドで、結果を軽やかに受け止めましょう。
日本の全国企業数は300万社以上あり、そのなかの1社に落ちたところで、正直痛くもかゆくもないです。
また、これは面接を受けまくった体験談となりますが、
会社によって採用基準は千差万別で、結果は予測不可能です。
「ここなら絶対受かりそうだな~・・あまり行く気はないけど、エントリーしておこう!(失礼)」
というような会社に、早々落ちてしまったり、
「記念エントリーだ~!」
みたいなところで、何故か最終まで残ったり・・
箸にも棒にも掛からなければ、もちろん書類で落ちますが、
1次面接から先に関して、受かるか・受からないかは、全く予測不可能だと思います。
これは受かるぞ~!と過度な期待をしないようにすることも、転職のマインドで大切です。
最終的には“縁”できまります。予測不可能なことに期待をして落ち込む必要はありません!
もう1つの発想としては、
企業からすると人材採用は、年間数百万~数千万のサブスク契約みたいなものだということ。
しかも下手に解約できないなんて、身の上に置き換えて考えると、かなりハイリスクですよね。
年間数百万円のサブスク契約が、ある1つの取引先から受注できなかったからといって、
その営業マンの能力がないわけでも、その商品の品質が悪いわけでもありません。
できる事はやりきったけど、競合の商品のほうが、この会社にはマッチしたんだな〜くらいでOKです!
3.面接官が判断しているのは、人としての価値ではない
転職を楽しめない理由として、
落とされると自身を全否定されている気になる・・というものがあります。
内定が出ず、鬱になるひとの話を聞くと、とても心が痛みます。
結論から言うと、面接官は人としての価値を判断しているのではありません。
面接は、候補者から会社という戦場で最大の価値を発揮してくれそうなひとを取捨選択しているだけなので、人としての価値や尊厳の話とは別次元です。
採用とはは、ロールプレイングのゲームでパーティを編成するようなものです。
戦いに臨むためのメンバーの選定では、いくら魅力的な人格であっても、能力が明らかに基準に満たなかったり、調和が難しそうな人物は選びません。そこは、シビアに見られます。
面接で落とされたとしても、人としての価値は、一切否定されるものではなく、
戦場に行くメンバーとして選ばれなかったという事実の、それ以上でもそれ以下でもありません。
履歴書にすれば1枚・職務経歴書にしてもほんの数枚ですが、
そこには見えない、今までの人生の歴史や、紆余曲折、乗り越えてきたことなど、
人はそれぞれ素晴らしい物語をもっており、尊重されるべき存在だということを忘れてはいけません。
そして、その上で、選考しなければならないのが企業における面接官の役割です。
自身を全否定された・・と心をシャットダウンするより、
落ちた要因を冷静に分析すれば、やるべきことも見えてきます。
① 実力不足⇒自身の実力範囲内の企業に応募する・もう少しスキルアップしてから転職する・とりあえず転職しスキルアップ後に再転職する・未経験でも積極的に採用している企業を狙う
② 面接失敗⇒企業研究、基本的質問事項への回答強化、その他下準備を徹底的に固める
③ ①②に当てはまらない⇒自身ではコントロールできない理由でおちているため反省する必要なし
以上のように、落ちたということは、そのままの事実として捉えつつ、
自身の価値の最大限に発揮できそう、かつ相手の会社にもそう思ってもらえるようなマッチングを達成すべく、軽やかに次に進むのみです。
4.在職中に転職する
これは、余裕ある転職活動をするための鉄板と言えます。
株式会社マイナビによる転職動向調査2021年版でのデータでは、
在職中の転職が67.5%と過半数となっています。
在職中の転職活動のメリットとして、以下の項目が挙げられます。
・職務履歴にブランクができない
・金銭的な心配がないため、現職をベンチマークし、より好条件の会社をじっくりと探せる
また、在職中の転職のデメリットであった時間的な制約については、
リモート面接を実施する企業も増え解消されつつあります。
ちなみに、えみりっちは、前々職で休憩時間にリモートで面接を受けまくっていました。笑
さらに、もう1つおススメなのが、
転職する気がなくても、転職サイトは定期的にウォッチしておくことです。
基本的に、転職活動をしたくなるということは、不満ある状態にあるということ。
不満の理由は、時間的にブラックであったり、精神面でブラックであったり様々ですが、いずれにせよ、多くのひとが転職を行動にうつすのは、「もう長くは勤め続けることができない」と判断した段階だと思います。
その状態になってから転職活動を始めると「はやく決めたい!はやく辞めたい!」と焦ってしまい、ベストな転職活動ができないことも、よくあるパターンです。
いつでも動けるようにしておくという危機感が、いざという時に役立つことは間違いありません!
また、転職サイトをウォッチしておくことで、常に自身の需要や相場観を把握することができ、
会社のなかで、いつの間にか井の中の蛙になっており、転職の需要もなくなっていた・・なんてことを防げます。
5.メールは徹底的に効率化=すべてテンプレートで完結
ポジティブかつ軽やかに楽しむには、メールに時間をかけ過ぎないことです。
メールが原因で選考から外れる事はありません。
定形文で返すことに、不快感を感じる人事も存在しません。
そこにこだわるよりも、職務履歴書の添削や、面接の練習など、
実のほうにしっかりと時間をさけるよう効率化をすることで、時間に余裕も生まれます。
メール上のやりとりは
定型文コピペも良いですが、グーグルクローム拡張機能の「Text Blaze」がおすすめです。
(定型文コピペは、ページを行き来して、地味に面倒だったりしますよね・・)
えみりっちは仕事でも無料で使い倒していますが、
以下のように、事前に登録した文字列を入力することにより、定形文が3秒以下で呼び出せます。
この機能は、グーグルクロームのブラウザ上であれば、メール以外にも使用することができます。
もはや、それすら打つのが面倒なひとは、
右クリックで候補一覧を表示できるので、そこから選ぶという方法も
「Text Blaze」の運用方法については、以下の記事でも紹介しています。
その他、そもそもクロームを使っていないかたには、
windows10から機能がアップデートされた、デフォルトの『クリップボード機能』がおすすめです。
運用例を紹介します。
まずは、「windows」+「V」で機能を起動し、クリップボードを有効にします。
その後、たとえば自身で作成した履歴書送付と日程候補連絡のメールをコピーすると、以下のように、クリップボードに履歴が保存された状態となります。
赤枠をクリックすると、ピン止めをすることができ、PCをシャットダウンし再起動したあとでもデータが残っているため、簡易的なメールテンプレートとして運用することが可能です。
つまり、1度転職で使用するメールテンプレートをクリップボードにピン止めしておけば「windows」+「V」で、いつでもペースト可能ということです。
これは、かなり時短に繋がるのでおすすめです。
この運用において“簡易的な”メールテンプレートと表現したのには理由があり、
例えば、テンプレートにする必要のない文章についても、コピーをするとクリップボードの候補として追加されていくため、探すのに時間がかかることがデメリットとして挙げられます。
以上から、クロームを使用されているかたは、「Text Blaze」がおすすめです。
ご自身のWEB環境に合わせてメール効率化を行い、
時短分、しっかりと対策の時間にあてちゃいましょう!
6.もはや面接官とのコミュニケーションに癒される【もはやセラピー】
えみりっちは前職で転職活動をしていたとき、
土日出勤に加え、朝5時などに職場から連絡がくる環境のなか、かなり疲れきっていました。
(今となっては当時のスパルタ環境に感謝ですが・・笑)
そんななか、休憩時間にリモート面接を入れたりし、なんとか時間を捻出していたのですが、
面接は毎回、とても楽しかったです。
じっくり自身のことについて、興味を持って掘り下げてくれる対話の1時間。
面接は、最高のセラピーだと確信しています。
忙しさのなか、心の在り方や将来の方向性を見失いがちですが、
面接ほど個を意識させられる対話の時間はなかなか無いものです。
前職では、仕事にやり甲斐はあったものの、副業も自己研鑽もできなかったため、
「このまま、日常に飲み込まれていくのかな・・」と毎日自分を責めていましたが、
転職活動を通して、惰性で社会の歯車になるのではなく、
“個を尊重”するという意識を取り戻しました。
今でも、全ての面接を覚えていますし、良い思い出です。
なかには、
・キャリアアップしたら、再チャレンジもあるかもと思えるくらい素敵な会社
・プライベートで出会えていたら、素晴らしい関係になれたであろう面接官のかたがた
・面接官が友達の友達だった(笑)
などなど、、素敵な出会いも多々あり、転職活動は、
世間で言われるほどネガティブな経験では決してありませんでした。
皆さんも、事前準備はしっかりと、面接本番はリラックスというメリハリをつけ、
沢山の出会いに感謝しながら、のびのびと面接を楽しまれることをおすすめします!
7.自身に合った転職サイトを選ぶ
最後は、自身にあった転職サイトを使うことです。
取り扱い案件が媒体によって違うことはさることながら、
転職サイトも1人1人に対しての相性があります。
・若手向けの媒体
・エグゼクティブ層向けの媒体
・特定の業界に特化した媒体
・エージェントの有無
・単純にサイトの操作性が好みかどうか
などなど、自身にマッチした媒体を見つけることが大切です。
もちろん、前回の転職でお世話になったエージェントさんに相談、というのも良いですが、
そういった、ご縁が無い場合は特に、いろいろと媒体を試してみることをおすすめします。
えみりっちは前回の転職時、4社程媒体を利用していましたが、
やはり、使っていると「このサイトいいな」という媒体が出てきました。
ざっくり転職サイトを分類分けしてみると、以下のようにまとめることができるかと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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まとめ
いかがでしょうか。
今回は、えみりっちの実体験をもとにした、
【転職活動を楽しむマインド8つ】をお伝えしました。
近年では日本の最大手企業であるトヨタが、「終身雇用を守っていくのは難しい」という発言をしたニュースが記憶に新しいですが、
私達にとって、“転職”というキーワードは、より身近なものとなっています。
いつでも転職ができるように日頃からキャリアを意識することもさることながら、
転職活動をポジティブに楽しむことも、これからの時代には必要なことだと感じます。
パラレルキャリアの時代。
就職したら一生安泰な時代に生まれたかった・・と古き良き時代を思わなくもないですが、
主体性をもって、取り組むことで、いくらでも可能性があるのが今の時代だとも言えます。
この記事が、これから転職活動をするかたがたの後押しになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。