こんにちは、ゆる駐在妻のえみりっちです。
いきなりですが、ブログって楽しいですよね。
インターネットを通して世の中のためになる情報を発信したり、同じ方向を目指す仲間達と緩やかなコミュニティを形成したりできることは、ブログならではの喜びです。
もちろん、時間はタダではないので、誰もが考えるのが、ブログの収益化。
そして、ブロガーにとって、グーグルアドセンスは登竜門といえます。
インターネットでは、審査は簡単と言われたり、その一方でずっと受からないひとがいたり。
正直基準が良く分からない・・というのが初心者のかたの感想だと思います。
そこで、えみりっちがグーグルアドセンスに合格した当時の10記事の実例をご紹介します。
ちなみに、10記事で1発合格したのですが、正直「こんなに少ない記事で合格できるのか・・」という不安もありました。
10記事で申請した根拠は、元グーグル社員のひとが書いた本に【通過ラインの目安は10記事】という記載があったためです。(参考図書:『元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60 』)
2018年の著書のため、当時と状況も変わっている可能性もありましたが、
見事10記事で合格することができました。
どのような10記事で合格したのか、さっそくご紹介していきます。
この記事を読むと、そこまで合格の難易度は高くないことがお分かりいただけます!
アドセンスに合格した全10記事を紹介
1.「掃除は無料の筋トレである」という大発見
文字数:2042文字
強化ポイント:独自性
いきなり、趣味全開なタイトルから始まりましたが、内容は大真面目です。
これは、掃除×無料筋トレ×時短を掛け合わせた記事です。
同じような記事を書いているひとは、執筆時点で殆どいませんでした。
また、単純に掃除筋トレをおススメするだけではなく、
通常ジムに通った場合と、掃除筋トレの場合のコストを比較するなど、
データを交えながら、読者のかたに独自性のある情報を発信していることが特徴です。
基本的なことですが、
グーグルアドセンスはユーザビリティを重視しますので、
見出し1~3をしっかりと使いわけていることもポイントです。
これくらいの記事なら、1時間あればかけるかも・・!
2.【FP2級】最短取得ルート!生活に役立つコスパ資格【1か月】
文字数:2777文字
強化ポイント:信憑性
こちらは、実際の資格取得体験をもとにした記事です。
グーグルのポリシーには、以下のような文言が掲載されており、
記事の信憑性は審査の明確な基準であることがわかります。
本記事では、実際の合格体験をファイナンシャルプランナーが紹介することで、
客観的な信憑性の裏打ちとなっています。
資格という客観的な権威×実体験に基づくコンテンツが掛け合わさり、信憑度が高まっていることがわかりますね!
また、単純な感想にとどまらず、具体的な数値をグラフなどで分かりやすく示していることも、
ユーザビリティの観点でグッドポイントです!
もし皆さんも資格をもっているなら、それをもとにした記事を執筆してみてはいかがでしょう!
3.【幸福度】献血で人生得する5つの理由【電子書籍】
文字数:2363文字
強化ポイント:具体性
こちらは、読み手に分かりやすく伝えるための、具体性を強化した記事となります。
献血の体験を書いた役立つ記事は、世の中に沢山ありますが、
割と感覚的なメリットや、誰もが知っているお菓子・飲み物の特典に関する記述が多かったため、
えみりっちは、もう少し踏み込んだ視点で、記事に具体性を出してみました。
・献血者に対し具体的にどういう日本赤十字社のサービスがあるのか
(最新のサービス無料電子書籍や、マイページ『ラブラッド』の運用方法、都内ホテルなどでの献血イベント情報入手方法)
・感想に加えて、ボランティアと幸福度の関係を関連付けたデータを紹介
などなど、自分で言うのも何ですが、
他の記事には無い情報も盛り込んであり、痒い所に手が届く記事となっています。
既に多くの先輩ブロガーさん達が書いている内容であっても、
それをベンチマークとして具体性を増すことによって、ユーザーにとっての価値を提供することができることが分かりますね!
『読者にとってこの記事を読むメリットは何なのか』を考え、具体的に記述することは、とても大切ですね!
4.【Windows】スクショ+マーカー使っていますか?【時短仕事】
文字数:1788文字
強化ポイント:判読性
こういった、WEB系の情報に関して、
ユーザーは明確な答えを求めて検索してきます。
そのため、順を追って、無駄なく、分かりやすく書くことが大切です。
自身を検索ユーザーに置き換えて考えてみると簡単かもしれません。
たとえば前置きが長すぎたり、関係のない商品の宣伝などを挟まれたりすると、
Uターンして他のページに移ったりすることはありませんでしょうか。
ブロガーの考えを求められている記事と、説明を求められている記事では性質が異なります。
また、操作に関するガイドは文字だけでは分かりにくい場合も多いため、
独自に以下のような画像を自作するなど、判読性を意識することで、
ユーザーの課題解決率向上に貢献することができます。
以下はパワポの囲み機能をつかって印をつけています。
5.「ねんきんネット」で年金を試算してみた!【思ったより少ない?】
文字数:1962文字
強化ポイント:専門性
こちらは、年金に関する専門的な知識も交えつつ、
ねんきんのポータルサイト『ねんきんネット』を紹介したサイトです。
専門性というキーワードで1つ注意したいのが、YMYLについて。
YMYLとは『Your Money or Your Life』の略です。
金融や人々の人生に関わる情報発信には高い専門性が問われることが、
Googleの検索品質評価ガイドラインに表記されています。
該当箇所は以下のとおり。
該当箇所の大まかな翻訳は、以下のようになります。
以上の記述から分かるように、
YMYLに関する情報発信には、他の記事と比べて高い水準の品質が求められています。
よく雑記ブログなどでも、お金にまつわるテーマは取り扱われますが、
お金や資産形成に関する話題を発信する場合には、特に高いクオリティを意識しなければ、逆に人々に悪影響を与えるページだと判断されてしまう可能性もあるようですね・・
もし審査に落ち続けている場合、この項目を1度見直したほうがよさそうです!
6.【節約】1,000円カットがコスパ最強な理由【歴3年】
文字数:2227文字
強化ポイント:可読性
だらだらと不必要なことを書かず、かといって短すぎもせず、
可読性にこだわり、コンパクトにまとめてみました。
グーグルアドセンスの審査においては、内容が薄い日記のような3,000文字よりも、濃い情報がつまった2,000文字のほうが評価は高いです。
また、大切なのは文字数ではありませんが、
しっかりと内容を盛り込もうと思えば、2,000文字は自然に超えてしまいますよね。
ユーザビリティの観点からも、無駄な文章をだらだらと読ませるより、
必要な情報を完結にまとめている記事のほうが、可読性にすぐれた文章といえます。
その他、この記事は引用データを多用しており、
巷では【画像を引用すると審査に落ちる】といった情報が出回っていますが、
引用ルールに乗っ取った運用であれば、問題ないことが証明できました。
以下引用データの一例です。
可読性の観点においても、文字だけでは単調になってしまいがちのため、図やグラフを入れることで、読者にとって読みやすい記事にすることができます!
7.【ナシ婚】結婚式・指輪・ハネムーン・すべて無しの結婚をしてみた【感想】
文字数:2956
強化ポイント:希少性
この記事では、希少性をポイントとしています。
結婚式・指輪・ハネムーンすべて無しで結婚した『ナシ婚カップル』の体験談は、とてもレアです。
また、なぜナシ婚を選んだか・ナシ婚をしてみての結果など、
検索流入してくる読者が知りたい、希少な体験談を盛り込んでいます。
今、ナシ婚はブームになっている一方で、
本当に大丈夫かな・・後悔しないかな・・と不安なカップルも多いのが現状です。
こういった体験談は、エアーではなかなか書けませんし、
経験したからこそ出てくる見解も多いため、まさに希少な記事といえます。
希少な体験談をベースに、様々な自身の考え・価値観をシェアしていけると、とても充実した内容になりますね!
8.【ふるさと納税】東京のおすすめレストラン6店【2022年】
文字数:4939
強化ポイント:可視性
この記事は、可視性(視覚的な見やすさ)にこだわった記事です。
比較的画像の数や店舗情報が多い記事であり、
整理整頓しなければ、ユーザーにとっては見にくいページとなってしまいます。
画像を適正な均一の大きさにそろえたり、
店舗情報をテーブルにまとめることで、可視性を高めることができます。
また、実際にふるさと納税を申し込んでいる返礼品を紹介しているため、
それぞれに子ページとして体験談をリンクさせることで信憑性も強化され、読者の方々のユーザビリティ向上につながっています。
実際に体験したことを書けば、自然とユーザビリティの高い記事になることが分かってきますね!
ちなみに、えみりっちが画像を均一の大きさにする作業は「Ralpha Image Resizer」一択です。
ブロガーの間では有名なフリーソフトで、複数画像をドラッグし、一瞬でリサイズ&保存できます。
操作画面をご参考までに
以下のようなシンプルな編集画面で、作業がとてもはかどりますよ!
9.【時短】東京駅から徒歩圏内に引っ越してみた【8つのメリット】
文字数:5522
強化ポイント:検索性
こちらの記事のアイキャッチ画像は、皆さんご存知、東京駅の画像ですね!
実は、グーグルは文字だけではなく、画像も認識しています。
記事に対して、適切な画像を選ぶことも、ユーザビリティ向上の一要素です。
最近では、画像に文字をいれるのがトレンドですよね。
画像検索からの流入が期待できたり、ブランディングだったり様々なメリットがあります。
画像に関しては、オリジナルのほうがグーグルの評価が高いという説もあり、
本来ならば、素材もこだわって手作りしたいところですが、時間がかかってしまします。
そこで、記事の内容とマッチした画像の調達は、『写真AC』がおすすめです。
この記事のアイキャッチ画面も『写真AC』の姉妹サイト『イラストAC』からのダウンロードです。
商用利用や加工もOKですし、無料会員でも1日9枚までならダウンロードが可能です。
少なくとも、アドセンス合格までは『写真AC』の無料会員で十分なため、
運用ブログの画像の入手先について迷っているかたは、ぜひ候補にいれてみてください。
記事に対してピッタリな画像だと、読んでいて安心しますね!
10.【業務効率化】文章のテンプレートを3秒で入力する【Text Blaze】
文字数:3182
強化ポイント:有用性
有用性という表現をしましたが、この記事はユーザーにとって役に立つコンテンツであるかという点を重視した記事となります。
ただ情報を伝えるということの上をいくためには、
「もっと役立つコンテンツにするためには、どうしたら良いか」という視点が大切です。
例えばこの記事のなかには、動画キャプチャを掲載しています。
文章だけでも伝わるかもしれませんし、画像で説明するだけでも親切なくらいですが、動画を作成することで、有用性をさらに高めることができます。
記事を書く際には、この基準を最低限クリアすれば良いという感覚ではなく、もっとユーザビリティを高めるためにはどうすれば良いかというホスピタリティ精神が必要です。
グーグルのポリシーページでは、有用性が低いコンテンツとは以下のように定義されています。
ちなみに、キャプチャの作成方法は、「Win」+「G」のゲームバーで撮影が可能です。デフォルトの機能でつくることで、作成のハードルも下がりますね!
まとめ
いかがでしょう。
実際にアドセンスに合格した10記事の紹介を通して、ユーザビリティ向上に役立つ要素をお知りいただくことができたと思います。
一貫して言えることは、ひとつひとつの細かいテクニックよりも、ユーザー目線で記事を執筆するならば、どのような表現が適切かというマインドが大切だということです。
この記事が、初めてグーグルアドセンスに申請するかたの参考になりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。!